岡崎さんの便り

4月に入ってからは、3月までの曇りと雨がうそだったかのように快晴の日が続いています。こちらでも桜が満開になったのですが3日ほどで散ってしまいました。

大学ではイースターも終わり学期の締めくくりへとラストスパートの日々が続いており、5月の中旬で終わるので実質あと3週間ほどになりました。最終課題が一つ一つ終わるたびに切なさが募ります。こちらでの生活が当たり前になってきて帰国の実感がわきませんでしたが、今では日々感じることが出来ます。自分がいま見て
いる景色に感謝しながら、残りの生活を悔いが残らないように有意義なものにしていきたいと思います。この奮闘記も来月で最後になりそうです。。。
下の写真は、3日で散ってしまった貴重な桜の写真です。国は違えどやはり桜を見ると心がなごみます。これは私がいつも利用しているバス停から撮ったものです。丘の上から撮っているので後方にうっすらとバースの街並みが見えます。
あと2枚の写真はスコットランドEdinburgh の夕焼けの写真です。街全体が歴史的建造物で囲まれており、本当に素晴らしい所でした。


真崎さんの便り

今月からいよいよ、新学期が始まりました。大学では卒業式や入学式があったり、新しい留学生が来たりと、大学の雰囲気もがらっと変わりました。

今学期は、私にとって留学最後の学期ということもあって、かなり悩みました。前学期は、韓国語もまったくと言っていいほど分からなかったため、留学生用の韓国語を学ぶ授業と、日本人留学生用の授業、日語日文学科の授業しか取ることができませんでした。そのため、韓国人と授業を受ける機会が少なかったです。そこで今学期は、韓国語での授業を取りたいと考えていました。しかし、私の韓国語もまだまだであるため、少しでも理解できる授業を探すのに苦労しました。まず、授業を探したりシラバスを見るのも、パソコンで英語と韓国語でしか書かれていないため大変です。なんとか韓国人の友人に手伝ってもらいながら探し、最初の授業に行ってみました。 留学生専用の授業ではない授業は、 もちろん先生も生徒も韓国人で、少し緊張します。少しでも理解できる授業がいいと思い、「日韓交流の歴史」という授業を友人と受けに行ってみました。もちろんすべて韓国語で行われ、年配の男性教授ということもあり、韓国語も聞き取りにくく、友人とやっぱり無理かと心配しました。それを伝えるために、教授に話しに行ったところ、親しげにカフェに誘ってくれ、いろいろな話をしていただくことができました。実は、教授は10年間日本に住んでいたということで、日本語も堪能で、とてもユニークで面白い教授でした。授業も「日韓交流の歴史」という内容で、授業の中でも日本人学生と韓国人学生が交流してこそ意味があると言い、よく理解できなくても授業に参加し、授業を通して韓国人学生と交流してほしいと言ってくれました。友人と二人でとても安心し、本当にいい教授と出会えたことをうれしく思いました。授業の内容も、日韓の教科書の比較をし、歴史に対する認識の比較をするというもので、これを、韓国人に韓国語で学べるまたとない機会であり、とても興味を持ちました。グループに別れ、私以外は全員韓国人という中で、2週間に一回発表をします。すでに一回行いました。韓国語で議論したり、それを理解するのにも苦労しますが、みんな優しく一生懸命に教えてくれるので、とてもいい機会になっています。

授業以外では、日本では春休みということもあり、日本から友人が2組も来てくれました。2組とも付きっ切りで韓国を案内しました。頼れるのは私だけで、リードしなければならないので、緊張もしましたが、韓国語もよく使うため学ぶことも多くありました。ただ、最初に来てくれた友人が、一緒に買い物をしている最中に、財布をすられてしまったようで、それは大変で悲しかったです。そのことで、警察に行ったり、保険会社に連絡したりと学ぶことも多くあったので、今となってはいい経験ができたとも思いますが、自分の韓国語がまだまだだと悔しい思いもしました。今韓国で、日本人の女性が行方不明になっているというニュースも耳にしました。その場所は、私も2度ほど行ったことがある場所なので、韓国でもまだまだ気をつけなければなと感じています。

さて、もう4月に入ってしまいました。韓国でも来週あたりから、桜が咲き始め、お祭りもあるようです。ただ、日本のように桜の下で、お酒を飲んだり食べたりする習慣はないようですが・・・それに行けることを楽しみにしています^^4月末には中間試験もあるので、それも頑張ろうと思っています。ではまた4月に!!

K.I.さんの便り

 ドイツ留学中のK.I.です。年齢は20歳。性別は男性。
 本文はドイツ留学に関する、感想や情報、教訓などを記載しております。


 今回は食品に関してドイツの事情を綴る。

・肉類
 肉類は牛・豚・鶏の3種に加え、羊などが一般的に販売されている。これは無論宗教関連事情によるものであえるが、羊や山羊などは主に冷凍状態で販売されている。またその他肉類に比べても割高である。
 またドイツはハムやソーセージの市場も大きく、販売スペースも大きく取られている。これら燻製食品はドイツでは日常的に食されるものであり、なじみ深い一品となっている。また種類も豊富であり、大きさや部位によって、またメーカーによって様々な形で販売が行われている。

・魚類
 ドイツでは魚貝類の販売が少ない。それは地理的問題が当然であるからである。ただし全く販売していないわけではなく、冷凍された形で多量販売されている形式が多い。

・野菜果物穀物
 野菜に関しては日本よりも格安とも言えるだろう。1kg単位で価格は設定されており、買いたい分だけ買うことができる形式となっている。多量販売に関しても優秀であり、2kg〜5kgで多量販売が行われている。
 果物に関しても野菜と同様であるが、シーズンによって価格が異なるのは同様である。ただし林檎などのメインは年中共通価格が購入することが可能のようである。
 穀物類として、米に関しては多種多様な販売が行われているが、大半は日本米ほどの品質があるとは考えにくく、また総じて粒の大きさが大きめである。ただし、ミルチ米と呼ばれる種は日本米と似た品種である。

                                     以上

佐藤さんの便り

あっという間に3月も終わり、ドイツでの最後のセメスターが始まりました。
今学期もドイツ語を続け、経済の授業も取る予定です。
最近は本当に暖かく、春になったなあと実感しています。
もうすぐ外でバーベキューの季節になるので、それもまた楽しみです。笑

春休みはポーランドに旅行に行ってきました。
こちらには、低価格の航空券があるので本当に助かっています。
今回はアウシュビッツ強制収容所にも行ってきました。
ドイツに来て、よく友人と歴史について話をしたりするのですが、
今回ほど、自分が無知であるかを思い知らされたことはありませんでした。
中にはぞっとするほど多くの髪の毛やくつなどが展示されていたり、
詳細を記したパネルがあったりして、本当にいろいろなことを考えさせられました。
と同時に、改めて歴史について深く学びたいと思いました。

留学生活も残りわずかとなってきたので、楽しみながらも、
気を引き締めて頑張っていきたいと思います。

写真はパダボーン大学の様子です。

佐藤さんからの便り

 今日で三月も終わり、今学期も残り一ヶ月となりました。現在の心境は帰国日の迫ってくる喜びと悲しみが半々といったところでしょうか。この八ヶ月間、吸収できることはすべて吸収し、一皮も二皮も剥けた気分です。
 この留学での一番の収穫は英語力だと思います。英語力の伸びは自分でも驚くほどで、英語に限らず語学の学習では言語を日常的に使うことが上達の近道でありとても有効的であると断言できます。日本人の総合的な英語力をみると、スピーキングが一番弱い分野であるのですが、これは英語を滅多に使わないことに加え、英語の教育上の問題でもあると言えるのです。現在私は、日本語のTA(ティーチングアシスタント)を担当していますが、わずか一年程の学習で日本語を話すことができるようにまでなっています。それはアメリカ人が日常的に遊び半分ではありながらも、日本語を話そうと努力し普段から使うため、語学力の伸びが速いのです。日本の一般的な学生であれば、中学校から大学まで約10年間英語を勉強していることになり、真面目に継続して学習していればどの分野にでも通用する英語力を身につけることができる程の十分な時間ですが、あなたの英語力は総合的に見てどうでしょうか?読む力や書く力だけが長けていませんか?
 言語を使いこなす、つまり意思のやり取りができて初めて語学力が活きる、ということは当たり前のようなことで実際に実現することは難しいことです。自分の可能性が自分の努力次第で無限に広がるならば、やらなければ誰の損でもなく自分自身の損です。英語の学習をより捗ったものにするためには、まず目標を立てることです。当然のことですが、目標を立てることで計画的かつ意欲的に取り組むことが出来ます。例えば、TOEFLで合格ラインと超えるだとか TOEICでスコアを伸ばす等なんでもいいのです。
 今後、英語圏へ留学する予定の学生さんにはTOEFLが待ち受けているでしょう。この私もTOEFLを7回受験してようやくスコアを公言することができるようになりましたが、そんな私にできるアドバイスがあります。経験上、TOEFLのなかで大半の単語はすでに知っていたり推測できたりするものですが、どうしてもわからないものが必ず出てくると思います。そんな単語は質問で聞かれない限り無視することが時間浪費を防ぎ、またそもそもそういった語句は分からなくても回答に支障がなかったりするのです。TOEFLの最大の敵は時間です。焦ると問題も頭に入ってこないと思います。TOEFLの本試に似せた問題集がきっとあると思います。(私はアメリカに来るまではTOEFL本試同様の問題集は違法、もしくはないものと思っていましたから、こっちで手に入ったときには嬉しくて飛び上がったものです。)普段から解きなれておくことに加え、時間をきっちり計り、緊張感を同時に味わうことが大切です。TOEFL試験を欠かさず受け続けることはもちろん、毎日英語に触れ‘慣れる’ことが上達の第一歩であり、スコアを伸ばすために私がやったことでもあります。
 長々と書き並べ、大変分かりにくい文章で申し訳ないのですが、どんな質問でも大歓迎ですので、気軽に質問してきて下さい。

蛯原さんの便り

2ヵ月ほどあった長い休みも終わり、新しい学期がはじまりました。前学期と違い、スタート時点から中国語を話すことができるので、クラスメイトとより一層近くなれている気がします。この学期から、以前受講していなかった、長文読解の閲読が増えました。以前は理解できなかった長文も、最近は内容を理解できるようになり、中国語の勉強が楽しいと感じる日々です。授業はその他、HSK対策授業や中国経済の授業を受講しています。
 

北京には「暖気」という、室内暖房器具があります。その為、寒い冬も室内は非常に暖かいです。しかしこの稼働期間も3月半ばまで。ということで、現在まだ春到来とはいかない北京では、室内でも寒い生活を送っています。まだしばらく寒いでしょうが、寒さに負けず、充実した生活を送りたいと思います。


写真は、本科生が利用する建物と留学生の寮です。

岡崎さん(イギリス)の便り

3月に入り、気候もだんだんと穏やかになってきました。日本では桜が見ごろを迎えているようですが、こちらでは菜の花が徐々に顔を出すようになってきました。バーススパ大学では構内に湖があるのですが、その周りでは道が舗装されており散歩コースとして利用する学生が多数います。私も散歩が好きなのでよく利用するのですが、とくに3月入ってからは菜の花がとてもきれいに咲き誇り、見る人すべてに春の到来を告げています。アヒルたちも気持ちよさそうに湖の中を泳ぎまわっています。イギリスでは3月の終わりから4月の中旬までの3週間 Easter Breakという日本で言う春休みみたいなのがあります。久しぶりの休みということもあって学生たちもどこからかワクワクしているように感じます。実家に帰って家族と楽しく過ごすという人もいれば、一方で遊ぶというよりもバイトをしてお金を貯めるという人が多く、それは5月中旬に大学が終わった後の3カ月の休みで思いっきり遊ぶ資金に充てるためだそうです。そしてこの3カ月の休みで海外で過ごすというのがこちらでは一般的なスタイルのようです。

この写真は3月の初めにとったので、まだ菜の花は咲いていませんがバーススパ大学構内の湖と大学から見た夕焼けの様子です。

そしてあとの2枚は世界文化遺産に登録されているバースのロイヤル・クレセントです。