ブログ移転のお知らせ
ブログを移転しました。2010年9月以降の《大分から世界へ:派遣留学生奮闘記≫はこちらを見てください。
藤木さんの便り
ドイツも本格的な夏を迎えました。天気の良い日には、公園で日向ぼっこをしたり、アイスクリームを片手に楽しそうに歩いていく人々を多く見かけます。
ところで私は、ドイツを列車で一周する旅に出ました。ドイツの色々な都市を観光して周ったのですが、旅の中で、多くの人に出会い様々なことを教わることができました。道を尋ねると、とても親切に教えて下さり、その街の色んな歴史なども学ばせていただきました。たくさんの人に出会った中で私が一番感じたのは、今回の旅の中でお会いする事が出来た方々は、自分たちの街のことを大切にそして誇りに思っているということでした。街の歴史などを笑顔で話す姿を見ていると、私まで嬉しくなり、この街を観光する事が出来て本当によかったと感じることができました。私も、日本に帰って自分の街や国のことに誇りをもって、人に伝えることができるようになりたいと思いました。
ドイツでの生活も、残り1カ月ほどしかありませんが、悔いのないように一日一日を大切にしていきたいと思います。
K.I.さんの便り
ドイツ留学中のK.I.です。年齢は20歳。性別は男性。
本文はドイツ留学に関する、感想や情報、教訓などを記載しております。
最近はドイツも日に日に気温が増し、汗絶えぬ日が続きます。日本の帰国の時も近づき、今目に映る光景もまた見納めかと思うと、名残り惜しさや感慨が湧いてきます。
今回はそんなドイツで起きた小さな出来事を振り返っていきたいと思います。
・銀行カードのパスワード
恐ろしいことに私はドイツで作った銀行のカードのパスワードを2回も忘れてしまっています。家賃などを振り込む上では問題ないのですが、引き出すことはまったくできません。
この原因はもちろん私にあるのですが、第2の原因としてパスワードを個人で設定することができない点があります。日本ではパスワードは自分で設定することができます。もちろん生年月日などは基本的に避けることはできますが、何かしら所縁のある番号を使えば記憶することは簡単です。ですがドイツではパスワードは銀行側から発行されるランダムの数字です。パスワードなどはメモに取るといざ紛失した時に危険であり、あくまで暗記することが重要です。ですが所縁のない番号というものはなかなか記憶に残りません。
もちろんこれは言い訳でしかないのですが、2回も銀行カードのパスワードを忘れた私としては、これは少々厄介な問題でした。
・魚類・貝類を懐かしむ
これは当然かもしれませんが、四方八方を海で囲まれた日本とは違い、ドイツでは魚は高額であり、貝類に関してはスーパーマーケットでは拝むことすら困難を極めます。そして私も日本人であり、時には魚や貝を食べたくなるのです。
これまた異国での醍醐味と言えばそうかもしれませんが、食に関してはやはり舌は産まれた国のものが1番馴染むということを実感しました。ちなみに肉類・野菜類は日本に比べて安値のせいか、栄養面では日本にいたころよりもやや潤沢になっている気はします。お陰でこの歳になって身長が1年と経たずしてセンチ単位で伸びました。
・水に関する認識
ドイツでは飲料水は購入するものであり、当然ですが下水道は飲めません。そのせいか、水とは『購入するもの』という認識が脳に染み込んでしまいました。もちろん下水道も『水道料』という形で購入する販売物なのですが、公園でも気軽に無料で安全な水が飲める環境が整っている日本は異常なのでしょう。
これから先の時代、水はますます貴重価値が増します。すでに水の市場はでき、資源として注目し、確保しなければならない財産と化しています。
日本人もまた、傍にある安全な水こそ最大の財産であることを、そしてその財産をいかに守り、また運用するのかを考えねばならない時期に来ているのだと実感しました。
他にも小さいことは数多とありますが、今回はまず頭に浮かんだ3つのことを記載しました。
年を重ねて老い、私もまた頭も体も幼き頃のままではないと実感することがあります。それは概念であり、現実であります。こうして異国の地に立ち、空気を吸い、食べ物を口にするという行為は、ある意味で老いを加速させ、また若返らせることなのかもしれないと最近思うようになりました。
そして何よりも、こんな風に考えてしまうこと自体が、もう子どもではないのかと、やや虚ろな悲しみと満足を感じるのです。
以上 2010年6月29日記載
真崎さんの便り
とうとう6月になり、留学生活最後の月に入ってしまいました。最近では、このことを意識するたびに、悲しく寂しい気持ちになります。
まず、5月を振り返ってみたいと思います。日本ではGWがあったため、友人や兄、大学の先生などが、韓国に訪れました。久しぶりに会ったということと、韓国で会ったということもあって新鮮な気持ちでした。また、韓国語のクラスで遊んだり、先学期から仲良くしていた日本人の友人のお別れパーティーがあったりと、最後の思い出作りをしている感じでした。また、大学のイベントの中でも、二番目に大きなイプシレンティという学祭みたいなものがありました。そこで、たくさんの韓国人歌手の歌を生で聴いたり、サッカー日韓戦のイベントで、大学に歌手のビックバンが来たりと、楽しいイベントがたくさんありました。ビックバンが好きな友人と、雨の中1時間以上待ったりと大変でしたが、それもいい思い出になりました^^
授業に関しては、「日韓交流の歴史」という授業で、聖戦期の天皇像についてのレポートを書いたり、今は韓国人学生と最後の発表の準備をしたりしています。第二次大戦時代の天皇像について、私も知らなかったことを多く学び、レポートは難しかったですが、いい勉強になりました。私のグループは、私以外、全員男子学生で、日本語もほとんど話せないのでいろいろ大変ですが、ご飯に行ったりバトミントンを一緒にしたりと仲良くしてくれるので、楽しくやっています^^韓国語のクラスでも期末試験の代わりに、グループで発表があるので、その準備にも追われました。私のグループは、中国人とカナダ人と日本人の4人なのですが、なかなか自分の意見を伝えることができずに、悔しい思いもしました。6月の中旬に試験期間に入り、発表があるので、それまで精一杯頑張りたいと思います!
私は、6月下旬までは韓国にいる予定なので、最後にあと一度書きたいと思っています。とうとう最後の月に入ってしまったので、一日一日を大事に過ごしたいと思います!
蛯原さんの便り
寒かった北京にも半袖の季節がやってきました。寒くも暑くもなく、過ごしやすい日々です。
学校の休みを利用して、万博でにぎわっている上海に行ってきました。当初、行く予定はなかったのですが、格安の航空券を見つけたので行くことができました。こちらの航空券は毎日値段が変動するので、旅行の予定があるときは注意してチェックしておくことが大切です。合計で3日間万博に行ったのですが、それでも時間が足りないほど広く、充実していました。日本館も長い行列ができており、最長5時間の待ち時間でした。並ぶことを考えると少し気分が落ちましたが、それほど日本に関心を持っている人が多いということで非常に嬉しく感じました。
上海の街並みは日本に似ている所が多く、日本にいるような錯覚に陥ることもありました。スーパーなどにも日本のものが充実しており、おそらく上海だったら日本同様の生活を送ることができるのではないかと思います。ですが北京より少々物価が高いので、留学生活は北京の方が快適に過ごせると私は感じました。
今月は特別、クラスメイトと一緒に過ごす時間が多かった月でした。7月で帰国する学生がほとんどなので、みんな思い出づくりに半ば必死です。国が違えば当然、育ってきた環境、文化が違います。それがゆえに衝突することもありますが、みんな理解しようという心を持つ人ばかりなので自分の意見を述べ、互いを理解し楽しく過ごしています。
全く違う国同士の人が、中国語でつながるということ。もしも北京に来なければこんな素敵な体験はできなかったと考えると、本当に留学してよかったと感じました。北京での生活も残りわずかとなりましたが、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
佐藤さんの便り
5月も早々と過ぎ去り、6月がスタートしてしまいました。4月に比較的暖かい日が多かったのですが、5月は寒い日が多く、なかなか太陽が見えない月だったように思います。
そんな中、私の留学生活もあと残り2カ月となりました。1日1日過ぎるのが驚くほど早く、もう8カ月もドイツで生活しているなんて信じられない思いがしています。
5月は日本のゴールデンウィークのように長くはなかったのですが、ドイツでも少し連休があったので、その休みを利用して、ドイツ国内のハイデルベルクやフランクフルトに行きました。下旬には経済学の講義の中間テストを受けたり、ブレーメンに行ったり、パーティに行ったりと、充実した日々を送ることが出来ました。生憎の天気でしたが、ハイデルベルクでは、以前のチェコに旅行に行った時に助けていただいた女性と偶然にも再会することが出来、とても思い出深いものになりました。
6月半ばには、最後のドイツ語のテストが控えているので、なんとか合格出来るよう頑張っていきたいと思っています。このドイツ語のテストが終わると、本当に一気に帰国に近づくような気がします。あと2カ月、されど2カ月残っているので、思いっきり悔いの残らないように生活していきたいと思っています。
写真はハイデルベルク城とハイデルベルク大学の学生牢です。
K.I.さんの便り
ドイツ留学中のK.I.です。年齢は20歳。性別は男性。
本文はドイツ留学に関する、感想や情報、教訓などを記載しております。
近頃は雨天が続き、肌寒い日がやや続く。だが完全に空から陽光が消えるのは21時過ぎであり、また夜空に明るみが滲み始めるのはドイツ時間で5時頃。昼が確実に長くなっていることを自覚する。
日本に帰るまでいよいよ2ヶ月を切ったわけであるが、そろそろドイツでやり残したことはないかと探すことにした。
・トレーニングを兼ねた観察
普段目撃するのは開店し、また人で溢れた街並みである。だが、これをまだ太陽も昇らぬ、しかし空が紫色に染まる頃から見て回るのもまた一興である。この際に単なる散歩としてではなく、ランニングを兼ねているわけであるが、自分と同様にランニングに精を出す者は以外と多く、走れば同じく息を切らしながら走る者たちと出会うことができる。また普段は車の往来で満ちた場所が閑散としている様は、ある種の感動のようなものを覚える。夜の無人とは異なる、朝の無人には動の前の静というものは物悲しさと滲み出る活力があり、またヨーロッパの変動が少ない静寂した街並みは日本では味わえないものがあるだろう。
また朝であるからこその冒険心もあり、普段は通りもせぬ道を進み、小さな発見を繰り返す。これはドイツだから、という理由ではなく、個人としての少しずつ積み重ねられるささやかな喜びとも言えるだろう。
まだ自分の暮らす街にすら見たことがない風景があり、視点を発見できるというのはとても興味深く、また底知れない人が暮らす社会の複雑さを表しているともいえる。
そんな感想を抱いてしまうほど、目と肌で捉える世界は時間帯によって異なるのだ。
・食に関する探究
基本的に食生活とはバランスが重要であり、それはドイツに至っても変わらない人間としての指針である。肉と野菜と穀物をバランスよく摂取することは健康を保つ為に必要不可欠である。
とはいえ自分自身が食生活に気を使っているとしても、あまり健康体とは言えないのが実情である。そこでこれまでドイツで得たレパートリーから、必要なエッセンスだけを抽出し、和食との融合を試みた。
結果から言えば完全な失敗である。マッシュポテトを米の代理にした豚丼などを製作してみたが、もはや完食することもままならない。絶望的な味である。
そこで分かったことであるが、料理には系列があり、無暗やたらに組み合わせるのは難しく、利用すべき点は料理法や香辛料に留めるべきということである。
異国での試行錯誤は一味違って面白い。こればかりは体感せねば分からぬ実感なのだろうと、最近になって思う。
以上5月30日記載



