大村さんからの便り

こんにちは。
ドイツパダボーン大学に留学している経済学部4年大村です。

ドイツに来て2ヶ月がたとうとしています。
これまでの経緯をお話しすると、
9月初旬にパダボーンに到着し、
それからドイツ語1ヶ月コースを受講しました。
大分大学生は無料で受講することができます。
実際には約3週間、1日3時間半ほどドイツ語を勉強しました。

9月末から3ヶ月ドイツ語コースが始まります。
3ヶ月コースは朝8:30から12:45分まで(休憩30分)で週4日あります。
日本人の学生はみんなビギナークラスに所属しています。
授業の進み方はとても早いです。
1日休むと大変です。
350ユーロで開講されていますが大分大学の学生は無料です。

ドイツ語のクラスはほかに半年コースがあります。
夕方4:00から6時までで週4日です。
授業は比較的ゆっくり進むようです。

両方とることも可能ですが
実際には3ヶ月コースがとても大変で
両立するのはかなり大変なようです。

実際私は、授業では3ヶ月ドイツ語コースしかとっていません。
経済の授業をとることも考えましたが、
英語で開講されている授業は限られており、
またグループワークやプレゼンテーションを求められるものが多いです。
英語があまり得意ではない私にとって、
プレゼンどころか
他の学生とのコミュニケーションさえ大変ですし、
(ヨーロッパの学生は英語がとても上手です)
卒論もあるため負担になると考え断念しました。

ほかに単位になる活動では、「タンデム」をしています。
タンデムとは自分の母国語・あるいは得意な言語を、
学びたいと思っている学生に教え、
自分が学びたい言語を教えてもらうというような活動です。
私は韓国人に日本語を教え、英語を教えてもらっています。
さらにドイツ人に日本語を教え、ドイツ語を習っています。
活動内容は個人に任せられるので、
頻度や時間などは自分たちで決めることができます。
空いている時間にできますし、
言語を習ういいチャンスだと私は思うので、お勧めです。

それ以外ではスポーツクラスのフェンシングをとりました。
大学内のスポーツは約100種類あり、
どれも週1程度2時間ほどで行われています。
私は大分大学では剣道部に所属していますが、
残念ながらこちらにはなかったので断念しました。

授業はひとつしかとっていませんが、1日がとても充実しています。
半年という短い期間でどれだけ学びとることができるかわかりませんが、
1日1日を大切に生活していきたいと思います。