角さん(ドイツ)からの便り

日本はもうそろそろ桜がみられるころですね。こちらでは昨日雪が降り、まだまだ寒い季節が続いています。


この間新しく来た留学生と会いました。何人かと話していて、自分がドイツに来て間もない頃のことを思い出しました。


ドイツ語を全く話せなかったあの頃は不安でしょうがありませんでした。


英語が少しできたので、生活上大きな問題はありませんでしたが、人とのコミュニケーションをとるうえでは、やはり難しいものがありました。


留学生の多くは英語ではなくドイツ語を話すので(英語圏出身であっても)ドイツ語を話さなくては、というプレッシャーが大きかったです。


つたないドイツ語を話していると、英語に変えてくれる人もいましたが、いまでは大分その必要もなくなりつつあり、最後までドイツ語で会話することもできるようになりました。


試験に合格することで見える結果より、人とコミュニケーションがとれる時間が増えることで自分の語学力が進歩しているのを感じることがなによりもうれしいです。


来期は専門科目重視にする予定ですが、ドイツ語も怠けることなく、続けていこうと思います。