角さん(ドイツ)からの便り

12月分のブログを送ります。



冬休みに入り、さっそくスペインへ行ってきました。


スペインでは久しぶりに太陽をみることができました。この時期ドイツは5日に一度晴れたらいい方。。ということもあり、とても心地よかったです。


一週間の滞在期間中、3日間はバルセロナで過ごしました。サクラダ・ファミリア等の世界遺産をみたり、本場のパエリアを食べたりしました。スペイン人の友達が一緒だったため、とくに問題なく、快適に観光をすることができました。


あとはスペイン人の友達のお家に滞在させていただきました。パンプローナという地域で、この時期ちょうど近くの町のサン・セバスチャンというところでバスク人のお祭りがあったので、それにも参加しました。そこではバスク地方独特の食べ物やお酒、音楽を知ることができました。私はスペイン語は一切話せなかったのですが、行事に参加する中で何人か新しい友達を作ることができました。


ところでバスクという民族はスペインの民族とは全くと言っていいほど別の民族で、すこし前まではバスク語を話すことも禁じられていたし、今でも偏見等が残っています。ですが、友達はとてもバスクの文化に誇りを持っていて、
滞在中、私にいろいろなバスクの文化を教えてくれました。これまでは地理や歴史の教科書の中だけのことだったことが現実味を帯びた時間だったと思います。


ただの観光として訪れていたならこういったことを知る機会はなかったと思います。ここで改めて留学の良さを感じました。


スペインでの一週間はとても刺激的でした。


こういった経験をこれからもっとたくさんしていきたいと思います。


[角さん、掲載が遅くなってごめんなさい。南里]