角さん(ドイツ)からの便り

とうとう12月になってしまいました。今月でドイツ語3か月コースは終了です。


この3か月でどれだけ自分にドイツ語の力がついたのかわかりませんが、すくなくとも周りとコミュニケーションをとれるまでにはなっていると思います。ルームメイトともゆっくりであればドイツ語で会話できるようになりました。



今日はクリスマスについて。
12月に入って、あちこちでクリスマスマーケットが開かれています。クリスマスを迎えるのに必要なものたちが屋台にたくさん並べられていて、見ているだけでも面白いです。


ひとつ残念なのは、私の住む街のお店は毎日8時に閉まるのが普通なのですが、それがクリスマスマーケットにも当てはまるらしく、閉まるのがとにかく早いです。イルミネーションきれいなのにもったいないなとおもうのですが、日没時刻が5時なので十分イルミネーションを楽しむ時間はあるのかもしれません。


私はこのあいだミュンスターのクリスマスマーケットに行ってきました。教会の前で聖歌をうたう人々やショーウィンドウに並べられたクリスマスグッズ、そして外に並ぶクリスマスマーケットの屋台で街全体が活気づいていました。


マーケットは外のみなので寒いのですが、グリューワインという温めて飲むワインを飲むと本当に温まります!!!
これは香辛料や蜂蜜を加えて飲むのが普通です。子供用にアルコールフリーというのもあります。この時期にはぴったりの飲み物なのだそうです。他の留学生に聞いたところ、北欧ではこれは一般的で、スパイスとしてカレー粉を加えているものもあるそうです。


そのほかの屋台にはドイツ独特の木彫りの人形やキャンドル、そしてなぜかコップを洗うのに最適なブラシが売られています。そういったひとつひとつの屋台をじっくり見てみるのも楽しかったです。


こちらではクリスマスは大切な行事で、祝日になっており、ほとんどの学生が実家で家族といっしょに祝うのだそうです。日本でいうお正月の感覚と似ているようです。