西久保さんからの便り

 ティルバーグという、オランダ南部の都市にお世話になっています、経済学部4年の西久保潤といいます。この記事を書いて、もうオランダにきて3週間がたったのだと気づき、びっくりしています。


 600人の留学生がいて、日本人がたったひとりという状況に幸か不幸か恵まれまして、毎日必死で英語を勉強する日々が続いています。オランダ人はトイレ掃除のおばさんからスーパーの店員まで流暢な英語を話します。というより、話せない人を探す方が難しいのかもしれません。イギリス、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクに隣接するオランダという地理的条件が、コミュニケーション能力の向上に影響を与えたのでしょう。人々はみな大らかで、沢山の人種と宗教が混在しています。


 マリファナや同姓婚、はたまた売春も合法。自由の国オランダでは、自分の行動はすべて自分の責任のもとに行われる、というのが暗黙の了解のようです。危険な国ではないだろうか、と思われる方もいるかもしれません。しかしこれらはオランダの文化的背景を踏まえた上で、合法的にそれらを管理して、国民を守るための手段でもあるのです。興味をもった方は自分で調べてみるのもいいかもしれません。時折私自身のブログhttp://uluo028.junglekouen.com/ でもそのことを取り上げたりしています。


 その自由の国で、勉強するも遊ぶも自分次第。どちらも精一杯頑張って、うんと成長したいと意気込んでいます。







 南里です。
 西久保さん、オランダからのお便りありがとう。
 こちらのブログにも情報をお願いしますよ。