森さんからの便り

こんにちは。


大学院の工学研究科1年の森裕生です。私は韓国の培材大学校という大学に9月から派遣留学生としてやってきています。まだ3日目なのですが、培材大学校は夏の短期韓国語研修を行っていて、去年の7月に1ヵ月間、今年の8月に2週間ここで生活した経験があるので、「ついにやって来たんだ!」というようなワクワクドキドキ感は多少欠けているような感じがします^^;


それでも、来る度に生活するメンバーが変わるので、とても楽しみではあります。どんな国の人たちがいるかと言いますと、中国、フランス、モロッコベラルーシハンガリー、台湾、サウジアラビア、インド、タジキスタンキルギスタンなどなど他にも話したことのない国の人がたくさんいるはずです。


これだけ多国籍だと、ただ生活しているだけで、異文化に触れることができます。昨日はフランス人2人と一緒に夕食を食べましたが、そのうちの1人がムスリムで、「今ラマダンだからまだ食べられない。」と言って、私とフランス人1人だけが食事をして、ムスリムの彼は、韓国のり巻きをお持ち帰りで包んでもらって、寮に帰って「やっと食べれる時間だ♪」とすごく嬉しそうに食べていました。


ラマダンと言う言葉と内容は知っていても実際にやっている人を見たのは初めての経験で、断食中の人を目の前にご飯を食べるのは、心苦しいと思いきや、もう1人のフランス人は当たり前のように食べるし、ムスリムの彼も「何も気にすることはないよ。」と言われて、私もそれが当たり前のように感じる日がくるのだろうか?と思いながら食事をしました。


1年という長い長い韓国生活に不安を感じることもあり、今でもまだ不安に思うこともあります。それでも、もうここに来てしまったのでこの1年間が少しでも楽しい時間になるように頑張りたいと思います!







森さん、南里です。
お便りありがとう。
食を通じての異文化体験、貴重ですね。
これからも楽しい便りをお願いしますね。