石田さんからの便り

こんにちは。イギリスに来てもうすぐ3ヶ月が経ちます。授業でも日常生活でも、刺激の多い毎日を過ごしています。10月から本格的に授業が始まり、私はビジネスとカルチャーと英語の授業をとっています。

授業は日本の大学とは異なり、講義を聞き、そのあとセミナーを受けるという仕組みです。講義は教授が生徒の前で話をするという日本と同じようなものですが、セミナーは生徒同士で講義の内容などについてディスカッションをしたり、グループでプレゼンテーションなどグループプロジェクトを行なったりするものです。

ディスカッションをする機会は日本ではほとんどなかったため、とても難しいです。現地の学生が討論しているのを必死で聞こうとするのですが、英語が早すぎて聞き取るのが困難です。また、こっちの学生は自分の意見をしっかり持っていて、それをきちんと主張します。私も自分の意見を言いたいのですが、討論の内容を理解するのに必死で、悔しいですがまだ言うことができていません。でも現地の学生はとてもやさしく、今こんな話をしているよ、と教えてくれたり、何か意見ある?と話を振ってくれます。

私はイギリスに来る前に就職活動をしていましたが、選考過程でディスカッションをすることが度々ありました。就職活動前に現在のような経験をしていればもっと自信を持って自分の意見を言うことができたのになぁと思います。日本の大学でも講義だけではなく、ディスカッションやグループプロジェクトを取り入れることが大切であると感じています。
いつになるかわかりませんが、英語で自分の意見が言えるようにがんばっていきます。