佐藤さんの便り

月日が過ぎるのはとても早く、二月も終わりが近づいてきています。
今月はアメリカのバレンタインデーについてブログを書きたいと思います。
アメリカのバレンタインデーは皆さんご存知の通り、日本とは正反対で男性から女性へ贈り物をするのが決まりですが、近年アメリカのバレンタインも少し変化があるようで女性からも贈り物をすることが増えてきているようです。ただし、義理チョコなどのような習慣はないようです。私もバラのbouquetとチョコ、ぬいぐるみをプレゼントして、夜にディナーに行きました。(すべてアメリカ人の友人からアドバイスされた通りにしたことですが・・・)大成功だったので、とても満足でしたけどね。

大分大学ではすでに春休みに入ったと聞きましたが、UNCCでは春学期のど真ん中でばたばたの毎日を送っています。新しいゼミとも連絡を取り、遅れを取らないように課題等もこなしています。経済学の授業はとても厳しく、日本で学んだことを搾り出して必死についていってはいますが、授業が終わったあとは図書館に閉じこもって予習・復習に追われる毎日です。ただ、今まで経済学を面白い!と感じたことのなかった自分がここにきて初めてその魅力に気づき、今こうして意欲的に学ぼうとしている自分がいるのも全て、このアメリカの大学と日本の大学の大きな違いのおかげです。それは、自分の意見を言い合うことが普通であるアメリカの習慣や、良い意味で自己主張が激しいことが影響して生み出された「自由」な講義に私が感銘を受け、その習慣に馴染んできた証拠のように思えます。残りわずか2ヶ月弱で、この留学も終わりを迎えてしまいますが、吸収できるものはすべて知識として日本に持って帰りたいと思っています。5月までゆっくりできそうにありませんが、チャンスだと思ってしっかり勉学に励みたいと思います。